コーセル株式会社
ベテラン社員の健康を守る——受診率向上と業務効率化を両立した健診担当者の選択
2026年2月2日
導入前の課題
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受診勧奨業務におけるリソース不足
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受診率向上と業務遂行の両立が困難
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健診結果の回収・管理の複雑さ
導入後の効果
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事務工数の大幅な削減と管理の効率化
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社内集合健診による従業員負担の軽減
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専門家による指導での当事者意識の向上
はじめに
コーセルは、電源装置やノイズフィルタにおいて国内シェア30%を超える、日本の屈指の電子部品メーカーです。同社の製品は高度な精密機械の内部に組み込まれ、現代社会のインフラを陰で支えています。
「品質至上」という信念を持つコーセルがいま、次なる成長の基盤として力を入れているのが健康経営です。特に、同社は高い技術を持つ40代以上のベテラン従業員が多くの割合を占めるため、健康リスクの適切な管理が欠かせません。
脳・心臓疾患リスクを早期に発見する労災保険二次健康診断(労災二次健診)の実施を本格化させるタイミングで利用を決めたのが、DMMの「労災二次健診活用支援サービス」でした。労災保険二次健康診断に関する業務の大半をDMMに任せられるサービスで、給付制度を活用するため費用負担は一切ありません。
なぜDMMをパートナーに選び、どのような成果を得たのか。総務部 人事労務課の角尾さんに詳しくお話を伺いました。
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「品質至上」を支えるのは従業員の健康
——はじめに御社の事業内容を教えてください。
角尾さん:富山県に本社を置く当社は、主に精密機械の内部に組み込まれる電源装置やノイズフィルタなどの電子部品を開発・製造しています。一般の方の目に触れる機会は少ないのですが、国内シェアは30%を超えており、医療機器から産業用ロボット、新幹線にいたるまで、電力を必要とするあらゆる高度な機械の心臓部として社会を支えています。
当社は経営理念に「品質至上を核に社会の信頼に応える」を掲げ、品質方針として「顧客の信頼を得る製品とサービスを創り出す」ことを追求してきました。高度な開発技術と柔軟な生産体制を備え、お客様を大切にする姿勢が、お客様からの「コーセルなら安心だ」という評価につながっているのではないかと考えています。
——品質や信頼は御社が特に大切にされているポイントかと思います。これらを維持するにあたって従業員の健康をどう捉えているのでしょうか?
角尾さん:最高の品質を生み出すのは、働いてくれている従業員一人ひとりです。当社の約600名の従業員のうち半数以上が40代以上のベテラン層です。彼らの健康が損なわれれば、精密なモノづくりや真摯な顧客対応を継続することはできません。当社の事業の継続性に関わるため、特にここ数年は従業員の健康管理に力を入れるようになりました。
施策自体の優先度も上がり、例えば最近では定期検診の受診率を上げる取り組みに注力しました。従業員一人ひとりに受診を促す連絡を行った結果、2024年には目標としていた100%の受診率を達成しています。
2025年10月には「健康経営宣言」も行っており、当社は今後さらに従業員の健康に配慮した取り組みを進めていきます。
受診勧奨業務が大きな負担になっていた
——労災二次健診支援サービスを導入しようと思われた、直接のきっかけは何だったのでしょうか?
角尾さん:労災二次健診は、定期健診で「血圧・脂質・血糖・肥満」の4項目すべてに異常が見られた従業員に受けてもらう健診で、脳・心臓疾患のリスクを早期に摘み取るとても大事な仕組みです。
当社では健診担当である私が対象者にひとりずつ声をかけ、受診を促してきました。すこしでも受診率を上げるため、申請書の作成をサポートし、医療機関の予約もこちらが代わりに行っていました。それでも業務の忙しさから受診に至らなかったり、本人の申告内容に不備があり、医療機関から問い合わせがあったりと正直なところ、こうした受診勧奨業務は私にとっても大きな負担になっていました。
「受診率向上と業務負担の軽減が同時に実現できたらいいのに……」と考えていた本当に良いタイミングで、DMMの担当者さんから提案の電話をもらったんです。話を聞いたときは「本当に無料で、私たちに代わって全部やってくれるんですか?」と思わず前のめりになりました(笑)。
受診率が伸び、膨大な手間からも解放された
——利用を決めるにあたって懸念点はありましたか?
角尾さん:やはり「なぜDMMが労災二次検診をやるの?」という疑問はありました。社内の他の人間も同じだったと思います。どうしてもDMMはネット系のサービスのイメージが強いじゃないですか。ただ、話を聞かせてもらって、国の給付制度を活用したビジネスであることが、すぐに理解できました。
「やらない理由がない」と社内にも説明し、提案から2ヶ月ほどで利用が決定しました。
——実際にサービスを利用してみていかがでしたか?
角尾さん:集合健診という形にすることで受診率が伸び、さらに従業員が席を離れる時間を最小限に抑えられたのはとても良かったです。また、血液検査を午前中のうちに終わらせ、お昼を食べられるようなスケジュールで進めてもらったおかげで従業員の負担軽減にもつながりました。
そしてなにより、労災二次健診に関わる業務の大半をDMMにお任せできたのは大きかったです。膨大な手間から解放してもらえました。意外に助かったのは、受診後の結果回収でしょうか。以前は従業員がバラバラの医療機関で受診していたので結果を回収するだけでも一苦労でしたが、今回は社内での集合健診の形を取ったため結果がまとまって届き、管理がとても楽でした。
本来向き合うべき課題に向き合えるようになる
——今回の労災二次健診の実施を経て、従業員の皆さんの健康に対する意識は変わりましたか?
角尾さん:当日の保健師さんの指導が非常に丁寧だったと好評でした。事前のアンケート内容に基づき、その人の生活習慣に踏み込んだ具体的な提案をしてくれるため、「ただ検査して終わり」ではなく、自分の健康をどうコントロールすべきか、当事者意識を持つ従業員が増えたと感じています。
当社のように40代以上の社員が多い職場では、健康の話題は共通のコミュニケーションツールにもなります。お互いに数値を気にかけたり、目標を共有したりすることが、職場の風通しを良くし、組織の一体感を高める副次的な効果も生んでくれるのでないかと期待しています。
——最後に、同様の課題を抱えている企業の担当者様へメッセージをお願いします。
角尾さん:もし労災二次健診に関わる業務に奔走しているようなら、ぜひ一度DMMのような外部の力を頼ってみることをお勧めします。事務負担は間違いなく減ります。会社としてどうしたら従業員の健康状態を高められるのか。本来向き合うべきこうした課題に対してより多くの時間を使えるようになるはずです。